大ファンなので、あえて。おすすめ度
★★★★☆
ちょっと時間を短くまとめすぎたのでは・・・。
それと、旧作画と新作画の絵が違いすぎです。
同一人物とは思えないくらいの違いです。
もちょっと旧作画の絵を踏襲すればいいのにと思いました。
TVシリーズでもイヤでしたが、カクリコンの最後のときの恋人の
フラッシュバックはいりません。
なんせ、大勢の人が死んでるんですから。
脈絡もなく恋人出されても・・。
でも、Zガンダムは大好きなんです。なんでか。
新生Zを受け入れる?
おすすめ度 ★★★☆☆
新旧カットの意図的な混ぜ具合は、富野氏一流のギャグではないのか?。特にレコアにおいてそれを表現している感があるが(優しい顔の新作カットの次になぜか怒ってるといった部分)、それが観た人にあまり伝わっていない気がする。本放映当時、Zは決して高い評価を得ていたとは言い難い。その理由のひとつに声優諸氏の力量不足もあった気がする。今回はその主人公カミーユに、素直に感情移入できる部分が明らかに違っている。声に力が感じられるのである。TV版にあったあの陰鬱とした空気が一層されている。画を全編書き直したところで、絶対に文句を言う輩は存在する。それならばその違和感バリバリのつぎはぎ具合も楽しみのひとつぐらいに、肩の力を抜いて観た方が良い。ではオリジナルをそのままやれば満足なのかといえば、それも違うとなるだろう。製作者自身が嫌いだという作品を、少しでも納得できる良いものを作ろうというのがこれなのではなかろうか?しかし結局のところ、カミーユはアムロにはなり得ず、またフォウもララァにはなり得ない事実に変わりはない。
概要
1985年から86年にかけて制作・放映された、「機動戦士ガンダム」の正式な続編「機動戦士Zガンダム」を再構成し、さらに現在の視点で捉えたエピソードなどを盛り込んだ“ニュー・トランスレーション”版。3部作からなり、その第1部「星を継ぐ者」は、「ガンダム」で描かれた1年戦争から7年後の宇宙が舞台となる。スペースコロニーに住む少年カミーユが、エリート軍人組織ティターンズが開発したガンダムMk-IIを奪還し、スペースノイドの自治権確立を目指すエウーゴと合流し、共闘するまでの経緯を中心に描いている。
さすがに20年前のTVアニメとあって、画質の劣化という宿命からは逃れられず、エッジングなどの新技術で補完しているものの、やはり今日の主流とは異なる絵柄は時代を感じさせてしまう。加えて新たに付け足された作画部分も、同一のキャラクターでありながら従来の作画よりもキャラの顔が幼く描かれているあたりにも違和感を感じる。だが冨野由悠季総監督の演出は意欲的で、TVシリーズではさほど強調されていなかった、カミーユの父母を巡るエウーゴとティターンズの闘いの顛末を緻密に描写し、ジャブロー侵攻からアムロとシャアの再会までのクライマックスも、さすがの盛り上がりを見せている(斉藤守彦)